WORLD
オルフィニでは3つの世界の出来事を
体験することが出来ます。
3つの世界はそれぞれ時系列が異なります。
1つ目は"三度目の世界"
2つ目は"四度目の世界"
3つ目は"五度目の世界"
滅び生まれる流転輪廻の世界は
どう変わっていくのだろうか。
THIRD WORLD
"時"の象徴である、【太陽】と【月】は
かつての厄災により昇り沈みを不規則に
繰り返すだけの存在となった。
朝になったと思えば、夜に戻ってしまったり……。
その状況に、人間はカラクリ仕掛けの時計を作り生活していた。
遥か昔は高度な文明が存在していたが、
それは今では地の中、湖の中に沈んでいる……。
"リリアント皇国" "フローズニア帝国"
の二大大国からなり
両国に共通するは【刻の女神】の信仰のみ。
領土をめぐる戦争はすでに停戦し、
人々は平和な暮らしを過ごしていた。
STORY
1365年―……
月が輝く空。リリアント皇国。
カラクリ仕掛けの時計は、ちょうど12時を示していた。
ストリートチルドレンである主人公は、盗んだパンを
人目のつかぬ暗い路地の奥で静かに食べていた。
そこに突如あらわれる不可思議な黒い生命体。
恐怖をいだき逃げ惑う。その状況を救い出したのは、一人の女。
黒い生命体"黒魂-コッコン-"を撃ち抜き
ある店へと連れ込まれる。
"黒洋菓子店"
その店は変わり者達が集う、不可思議な店。
店長に誘われ、主人公は店に店員として雇われるが
黒き手は、すぐそこまで伸びていた……。
主人公は、何故か黒魂に狙われやすい体質を
持っているのか、何度も黒魂の襲撃にあう。
さらにリリアント皇国の観光名所"時計塔"に
展示されていた【刻の鏡】を盗んだと容疑をかけられてしまう。
だが【刻の鏡】を盗んだのは
【デスティニーランド】と呼ばれる
かつての大型娯楽施設の創立者とその仲間たちであった。
その者達は、黒魂を生み出し世に放つ悪の集団。
容疑を晴らす為、デスティニーランドの企てを阻止する為、
主人公は黒洋菓子店の者達と共に動き出す―……
世界は滅んだ。
しかし、それを知る者はほとんどなく
"世界"はまた時を刻み始めた。
これまでの遺産は遺跡、廃墟となりて冒険者を惑わせ誘い込む。
再び生まれし【太陽】と【月】を巡った争いは
終わることなく、ある者を追い詰めていく。
その者、己の願いのために
その者を想う者は己の想いを伝えるために
罪を背負いし者は贖罪のために
二度約束を果たせなかった者は今度こそと
そして新たな生を受けた者は役目を引き継ぐために
それぞれが覚悟を決めようとしていた……。
FORTH WORLD
皇年273年─……
鐘の鳴る晴れた空。
"ロード・ケルス皇国"が建国されてから
現在まで国はたった2つ。
その一つが滅び、また新しく建国されたのは
"ズワルト・ホルテンシア王国"。
両国は、昨今の増加し続ける黒魂の対処の一環として
対黒魂の為の知識と力を習得する"学び舎"を開校した。
ほとんどの子供たちは学び舎を卒業すると
各地に残る遺跡探索へと人生を捧げる。
ある日、その学び舎を飛び級で卒業した
少年は遺跡探索から帰還した。
幼馴染と妹との再会を喜ぶのもつかの間
再び少年は、遺跡探索へと赴く。
だが、探索先で少年は大型黒魂に追い詰められてしまった。
そんな少年を助けたのは一人の男だった。
この事をきっかけに少年たちは世界の真実へと巻き込まれてゆく。
時同じくして皇国中にとある噂がまわる。
"ブラン・コルネホ国"
新しい国ができたというのだ。しかし、その実態は不明。
誰が統治し、どのような国なのか。
そこへ行くには、皇国にある唯一の港から
出る一隻の真っ白な大型船のみ。
入国希望者は誰でも乗れるという。
しかし、ブラン国へ行った者は未だ帰ってこない。
よほど居心地がいいのか、それとも─……
STORY
FIFTH WORLD
世界は変わっていた。
願いを成就する為に。その願いは××となりて
世界を見守っている。
ある日、世界に異変が起こる。
××を守りし"精霊"は行方をくらまし
死者は暴走し、"歌"を奏でた。
彼らは再び、世界を守るために集まった。
精霊を探し出し、××の異変を調査する為に。
桜の国"皇桜国"、風の国"ブラッドヴィント国"
火の国"焔の国"、水の国"タラッタ国"
そして新国"マシオア国"の代表者達で
世界の真相に迫ろうとしていた。
かつて文明を極めし人類は、長きにわたる善行によって滅びを迎えた。
だが、それはハジマリに過ぎない。
人の死は、歌によって送られ精霊となり
それはまた歌を奏でる。
人の死が、歌によって解放されハジマリが幸福となるように。
災厄を退ける巨大な××は、精霊の歌によって
力を与えられ、永遠の平和を築く。
しかし、その××に異変が起きていた。
××へ歌を捧げる精霊は姿を消し、××によって大人しかった×は増え
縛りが消えた×達が我が物顔で"罪歌"を奏でる。
「×の歌は聞いてはいけない。聞いたら最期になるよ」
ただ一人だけ、罪歌の被害を免れた男がいた。
代償となったのは"声"だった。
同時刻、桜舞う国"皇桜国"では××と精霊の異常事態の報せが届いた。
各国の代表者達と共に精霊の行方を追い××の調査部隊が結成される。