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執筆者の写真神凪 洸

10周年記念 創作について

今年、12月をもって白黒洋菓子店は活動10年となりました。

Twitterや公式サイトなどで、告知していますが

新素材の配布や素材集セールを行っていますので、お見逃しなく!


さて、せっかく10周年ということで「創作」に関連する事でも

書き連ねようかなと思います。


現在「オルサフィニス」を制作していますが

この作品の元となった「黒洋菓子店」「デス×ゲーム」は2013年~15年くらいの作品(の筈)です。5年は経ってるんですね。

ただ黒洋自体はもっと古くて、元ネタとなる創作漫画と小説は10年くらい経過してるので

オルフィニも10周年くらいになっちゃうんですね。


Twitterで交流ある方は、覚えがあるかもしれませんが 黒洋菓子店は元は

自創作漫画の「太陽と月が狂っている」という世界観、

自創作小説の「黒洋菓子店と遊園地で対立していてそこに主人公二人(小説版は巫鈴と符來)が入ってきてなんやかんや」というお話を掛け合わせた作品です。

漫画に関しては10年どころではない年月が経っているので、随分長く同じ世界をアップデートしながら作り続けていることに。

(なお、漫画も小説も冒頭部分でエタってます)


その間に世界だけでなく、登場キャラである我が子達も成長したり残念になったりして

より深い世界表現が出来るようになりました。

最近、RWをきっかけに我が子の考察をしてくれる方がいて

その考察を見ると、なるほどなーと新しい知見を得たり わかるわーと共感したり

それやってそうだわーwwと面白い考察もあったり

こういうのが出てくるのも、長い間我が子達と付き合ってきた成果なのかもしれないなと

真面目な部分で少し思ってみたり。

また、制作側としてもこれまで曖昧で

なんならその場のノリでテキトーに設定していた部分にも

こじつけにしかならないのかもしれないが、結果的に「つまりこういう事だったのでは?」

「この設定をこう変更すれば、よりよくなるのでは?」と

いわゆる「作者、そこまで考えてないよ」な部分が減ってきた感じもしています。

もちろん、これには無意識的にそうなっていて他の人が言語化してくれたという意味合いもあるにはあるんですが。

ようは伏線張って回収するのが上手くなったというべきか。昔に比べれば圧倒的によくなってる自負はあります。


自分の場合はとくにセルフ二次創作をしてるようなものなので、より深いところまで考察できる部分もあります。我が子考察をしてくれた方も作品間で比較していて

こっちの作品ではこういう言動だけど、こっちではこういう言動でそうなるのは環境が違うから故で……でも根幹は同じであるという認識を持ってくれていて

我が子至上主義な自分としては、大成功だなと嬉しく思っています。


オルフィニが、まさに世界は違うけど出てくる子は同じだし境遇や立場が変わってたりするけど、根幹は同じで 記憶もあったりなかったりするし……でも

とある問題に立ち向かう時は、世界も時間も時代も超えて一丸となって進む。

そういう複雑な部分を表現する作品なので、現時点で個として見られているのであれば

旧作に比べていいものが出来るだろうという自信もつきました。

この場をお借りして、考察してくれた方々には感謝します。



ゲームといえば、いわゆるゲーム性。

処女作の頃から、システム的な部分はこだわっていました。今や名物(?)となっている編成システムもデスゲの頃からあるので相当ですね。

そもそもゲ制し始めた理由は「我が子が登場するゲームをしたい」で今もそれは変わっておらず

ゲームをしたい以上、システム面もそれなりにしっかりしたのが良かったからです。

なので処女作から、機能拡張できるスクリプト素材を入れまくっていました。

システム言語とかそういうのさっぱりわからんくせに よくもまぁ、初っ端からいれようとしたなと思いますが。若いとは素晴らしいことです(遠い目)

ゲームのシステムを考えるなんて、それこそゲ制し始めてからなのでド素人もド素人。

で、完成させました。いやはや若さとは(以下略)

現在はDM問い合わせでの配布となってますが、たまにやると荒いけど面白いです。


ゲーム作りにおいて気をつけているのは、

作っている作品の世界観と現時点でのグラフィックスキルに合ったものを作るという事です。

システムで言えばアルヒラディアなんかは、顕著にわかりやすいと思います。

武器に変化する人とその武器の契約者がいて、武器のご飯(普通のご飯も食べますが)は宝石という世界です。

武器自体がキャラ(我が子)となるので、最大PT人数も3人と少なく

我が子らしいスキルが武器そのものに付与されている形にしていたり

武器強化もご飯となる宝石が材料になっていたり

会話時、契約者(経験あり含)以外は顔グラのみだったり。


BGMなども出来る限りは合わせます。オーケストラ系ならオーケストラ系基準にする(作者基準は数がないと厳しいので聴き比べてそこまで音に差を感じなければ使うという感じ)

1分野だけでも、浮いてるとそれだけでゲームに没入しづらくなるので

グラフィックがある程度できる以上は、それに合わせたものを調達なり作成します。

もちろん、技術的に対応できない部分はあるので出来る限りで、諦めも肝心と放置する時はします。

そうして、現在グラフィックスキルが見事に上がっており

他の部分でだいぶ苦労し、時間もかかっていますがなんだかんんだで全部楽しいし

目標でもある「我が子が出てくるゲームがやりたい」の

理想のゲームが作れてるので ヨシ!



長々と書きましたが、ここまで読んでいただいた方はありがとうございます。

白黒洋菓子店10年、次は20年記念になるのを夢見て。

これからもよろしくお願いします!


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